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風船２（ちょっと視点を変えてまとめてみました） 多様性のシーズとなる中小企業とか、新設されている新しい業種というコーナーにしては少し押しが弱いので、私が勝手に新規創業の視点を加えてみます。
バルーンのディスプレイ業は個人の企業に関しては結構ハードルが低いように思えます。
（以下素人の勝手な推測になります）
理由は経営資源の面から見た参入障壁が低いことが挙げられます。
経営資源は一般的にはヒト・モノ・カネ・情報という具合に言われています。
この観点で見てみると。
ヒト：起業したい自分がいる。
モノ：ボンベと風船でできる。
ボンベはレンタルでもいいはずだ。
カネ：事業に必要なモノが少ない分開業資金も少なくてすむ。
情報：これは技術に置き換えられると思いますが、どっかにスクールがあるのではないかと思います。
こうして考えると結構いけそうな気がします。需要が土日に集中すると思われるので事業の継続性が難点ですが、主婦の方が何人か集まって空いた時間を有意義に過ごしたいなんてときには結構いいかもしれません。
次に大雑把なビジネスモデルを検討してみたいと思います。
まず、環境分析です。
機会：需要がある
脅威：大手との競合
強み：優れたディスプレイ能力
弱み：お金が無い、ネームバリューが無い
という現状の中、新興市場に参入し、大手との差別化を図りながら進めていく。
４Ｐ（商店に必要な４つの要素）の構築
製品（Ｐｒｏｄｕｃｔ）
バルーンによるディスプレイ
バルーンでの演出を通して個客のイメージの実現を図ること。
価格（Ｐｒｉｃｅ）
大手より安めの価格
管理費が要らない分大手より安くできるはず。
場所（Ｐｌａｃｅ）
＊ここではチャネルと場所に分けます
チャネル（販売先）
①結婚式の２次会を取り扱う飲食店を中心にする。
②謝恩界などの私的なパーティを直接受注する。
（主婦の方がやる場合には幼稚園や託児所というのもありかもしれません、特に幼稚園は少子化の中で競争が激化しています）
場所
自宅でＯＫ
販売促進（Ｐｒｏｍｏｔｉｏｎ）
① 飲食店からの紹介
② 口コミ
③ ホームページの開設
＊ ホームページ開設に関して
ショールーム開設は非現実的なので、実際に行ったパーティー会場でのディスプレイをホームページで公開することで自社の品質をアピールし、消費者の事前期待とのフィッティングを図る。
もう一歩広げて考えると
販売促進に関して
他店との差別化を図りたいと思っている飲食店に差別化の一環としてディスプレイサービスをサービスメニューに加えてもらう。ということも考えられます。
幼稚園の場合も同様ですね。
（これも新連携になるのかな？）
大手との競合に関して
大手ウェディングサービス業で、固定的な経営資源として抱えたくないという企業がある場合には、下請け業者として売り込むことが可能かと思います。
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