バスで一路国境へ

ちょっと解り難いかもしれないのであらかじめ行程を説明させていただきますと、

カオサン発→スラータニーで乗り換え→ハジャイで乗り換え→国境越え→ペナン着、

という風になっています。以下本文です。

翌朝、ミニバスへの乗り換え地点であるスラータニーに到着しました。
ターミナルで一緒に話していたドイツ人が、ペナンまでのバスチケットを買える事を聞きつけて教えてくれたので一緒に買いました。
実は私はここまでのチケットしか持っていなかったのです。タイゾウのところで買えたのはここまでのチケットで、「後はその先で買えるよ」という風に聞いてここまで来ました。ずいぶんいい加減な行程の組み方ですがなんとかなるものです。

無事バスを乗り換えて次の乗り換え地点のハジァイに向かいます。走っていると、高校生くらいの年齢のグループが手を振っているので何なんだろうと思っていたらバスが止まり、料金を払って乗り込んできました。バス停ってことでしょうか?
その後、朝食を取るためにサービスエリアみたいなところにとまってくれました、今度はお土産屋付です。(笑)私はまだ旅行中なので買いませんでしたが、高速度尾路のサービスエリアみたいなもので、現地の旅行者には結構便利そうな雰囲気でした。
食事は衛生上不安で、カオサンに居た時も現地の屋台では食べたことが無かったので腹は減ったがどうしたものかと考えていたら、バスに同乗していた日本人の大島さんが、「ヤバそうなところはもっと見るからにヤバそうで、ここはこざっぱりとしていてキレイだから大丈夫ですよ」と言って早速食事を注文していたので私も続いて同じものを食べました。
結構美味かったです。店の人は中国系っぽかったですが、我々が注文したのはベトナムのフォーみたいな感じの麺でした。

その後、最後の乗り換え地点であるハジャイに到着しました。
乗り換えのところは、ゲストハウスもやっているらしく、奥の方に何人かバックパッカーが居るのが見えました。「ここまで寂れたところに居るのは結構ハードな旅をしているんだろうなあ」というのが正直な感想です。まあ、私のようにリゾート志向の人間にはあまり縁のなさそうなところでした。
そんなことを考えながらバスを待っていると、宿の子達が寄ってきて話しかけてきました。
子:「日本人か?」
私:「そうだ」
子:「強いのか?」
私:「いや、そんなことは無い」
というと、「なあんだ」と言って笑われてしまいました。一体何をもって日本人は強いと思い込むようになったのでしょう。(笑)
面白い経験にはなりました。

その後、外人が何人か来て、定員がそろったかなというあたりでバスが来て出発しました。
バスがだんだん小さくなっていくのが印象的でした、観光バス→マイクロバス→1BOXカー見たいな流れでした、ちょうど、高速道路→県道→田舎の細い道みたいな感じだったので、旅行者の数なんかに合わせてバスのサイズや本数を計算してやっているんでしょう。
いよいよ国境越えです。

 

コラム
車のエンジンの冷やし方

休憩&夕食ポイントであるチュムポーンでのことでした。地元の人たちとの提携でのあるのかわかりませんが、ドライブインみたいな感じのところで、食事が取れて、ドライバーは車を休めたり、自分が休憩したりするという感じのところでした。私はあまり腹が減っていなかったのと、水道水で皿をザクザク洗っているのが衝撃的で食事は取りませんでしたが・・・。
そこでさらに驚いたのが車のエンジンの冷やし方でした。なんと、水道水をラジェーターに足して冷やしているんです。
おおおおおっ!
という光景でしたが、運転手たちを見ていると特にトラブルという風でもなく、いつもの当たり前の作業のようにやっていたので多分大丈夫なのでしょう。まあ、クーラント液といっても冷却水で、突き詰めれば水ですからね、ところ変わればというやつでしょうか。
私も日本でイザという時は、少し参考になりました。

つづく

 

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