朝起きて、出国の準備をしなくちゃいけないなあと考えつつボーっとしていたら、同室のオーストラリア人の女性が話しかけてきたのでしばし世間話をした。

昨日はほぼ一日かけて、お土産なんかを買っていたとの事だった。家族向け、彼氏向け、妹の彼氏向け、また、自分用にはスーツを買っていて、いろいろと見せてくれた。
女性が買い物とおしゃべりが好きなのは世界共通らしい。
しかしこれは良いところもあって、女性がいるとあまり堅い話にならずに、知らないもの同士が輪になっていろんな世間話ができるようになることも多いので結構ありがたかった。

彼女は大学の職員だったのを辞めて旅に出ていて、帰ったら何かの勉強を始めるということで、当初４ヶ月旅行をする予定だったのを２ヵ月半で切り上げて今日国へ帰るということだった。

彼女とは昼ちょっと前にお別れをして、私はマレーシアのペナン島までの移動に必要そうなものを買いに行った。
とりあえずトイレットペーパーと菓子、後は適当にという大雑把な内容でしたが。
（↑この目の付け所は当たりでした。）

それから再びマッサージに、なんたって安いですからね。
こういうチャンスは活かさないと。

今回はフットマッサージにチャレンジすることにしました。
以前行った中国でのフットマッサージはメチャクチャ痛かったが、タイのはとても気持ちよかった。
おかげで熟睡しマッサージが終わったころにはエアコンですっかり寝冷えをして体が熱っぽくなり、結果的に良かったのか悪かったのかは微妙なものだったが、まあ気持ちよかったので良かったとしよう。

宿に戻って一眠りしたらいよいよペナンに向けて出発だ。
憧れの陸路での国境越え。
楽しみです。

コラム
外人のすごい荷物の詰め方
その日の朝は何かの物音で目を覚ましました。
何の音かと眠い目をこすりながら起きてみると、オーストラリア人の女性が荷造りをしていました。
そう、すごい詰め方で。
どういう詰め方かというと、かばんの上に馬乗りになって膝で荷物を大きめのデイバッグの中に詰めているのです。
驚きました。
あんな荷物の詰め方を見たのは「トムとジェリー」以来のことです。
あっちの人って本当にああいう詰め方をするんですね。
世界は広いです。

つづく