市場観光

時間になったので皆川さんとの待ち合わせの場所に移動し観光開始。

ワット・ポーまでは歩いていけることが判明したので歩いていきました。15分くらいだったかな。

相変わらず観光地のポン引きはすごかった。そこらじゅうから「今日は休みだよ」、「今日は休みだよ」と声がかかってくる。
もうすでに手の内がわかっているので全部無視して目的地へまっしぐら。

で、ワット・ポーです。
ここにも寝釈迦物がありました、ひょっとしてこっちでは日本みたいに座禅を組んでいるのではなくてゴロンと横になっている仏像の方がポピュラーなのかな?
にしてもデカイ、おまけに金箔まで貼ってあってなかなかインパクトがあります。
特に印象的だったのは、足の裏に貝を使った装飾があったことです。おお〜、こんなところにまで。
ここはこの寝釈迦物が一番の見物だったのですが、大仏殿の周りにもいろいろと見所がありました。

次に、川を渡ってワット・アルンへ、定期便の渡し舟があってそれで渡って見ました。

ここは陶器片で作ってある塔で、暁寺ともいわれており、夕方の日の落ちかかったあたりに見るとなかなか趣があります。
結構高い塔なので登ると眺めがいいです。が、大変疲れました。

してようやく市場へ、市場はなかなか活気があって面白かったです。
大きなかごいっぱいの野菜や果物、ガラスケースに入った怪しげなもの。
花屋もありました。ここにくれば日用品の一通りのものがそろいそうな感じで結構便利そうなところでした。

そのまましばらく歩いていると、またタイ人に声をかけられました。
これまた、前回のカシミアスーツの詐欺と一緒で、「あなたは非常にツイテいる、今日は仏陀のお祭りで私はちょうど幸福の仏陀のところへお参りに行くところだ。一緒に行こう、幸せになれるよ。」と言ってきた。
まあ、アンタからすればカモがネギしょってきたようなものだからツイテいると思うんだろうねえ、といいかんげんにうんざりしてきた。


で、適当に断ってそのまま、市場見学を続ける。
と、今度は屋台街みたいな感じのところに出た。見たこともないようなものがいろいろとあって食べたくはありましたが残念ながら私は腹の調子がいまいちだったのでやめときました。ここで旅を終えたくないのでね。
でも元気な皆川さんは「私、お腹丈夫で結構平気だから」といっていろいろなものを試していました。うらやましい。
やはり海外旅行に行ったときは、見たことのない現地の人が食べている食事を試してみるというのが醍醐味なので大変残念でした。

で、夕方になったので、トゥトゥクに乗ってカオサンロードに帰ることに。
ここで皆川さんが「一度トゥクトゥクを値切ってみたい」と言い出したので、私が今まで散々な目にあった経験上の通常の運賃と値切り方を教えてあげて、いざ、トゥクトゥク初値切り。
値段交渉も成功し無事カオサンロードに到着。

そこで、お互いの旅の無事を祈りつつ別れました。

 

コラム
タイ人は写真が好き?
市場をブラブラとしていたときのことです。
タイの人は写真が好きなのか、われわれが歩いていると、ペットの犬を抱えたおばちゃんが寄ってきて、「うちのワンちゃんかわいいでしょう」というようなことを言った後「写真を撮ってくれ」といってきました。
皆川さんが親切に写真を撮ってあげていたので、大丈夫なんだろうか?サギの手口のひとつでは?と思っていたら杞憂で、写真を撮ってもらったら嬉しそうにどっかに行ってしまいました。
えっ、撮ってもらうだけ?って感じでした、自分のワンちゃんの写真を世界中に広めようとしているのかな?
不思議な体験でした。

つづく

 

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