飛行機に搭乗
今回初めて知りましたが、飛行機の中って結構気圧が低いんですね。
700〜800ヘクトパスカルくらいでしょうか、ちなみに地上では1000ヘクトパスカルくらいです。
この気圧の低さのせいか、私の体調はこの後さらに悪化していくことになります。
(本当の原因はアルコールか?)何を隠そうこの私、海外旅行は大好きなくせに飛行機は大っ嫌い。
私が、「飛行機は嫌いだ」というと結構驚く人がいますが実は嫌いです。
なぜって? あんな大きい鉄の塊が空を飛ぶことがそもそもおかしいのです。
どんなに自分に大丈夫だと言い聞かせても結局ここに帰ってきてしまうんですね。
というわけで、飛行機が離陸すると後は怖いので寝るまで飲みます。
(国内線はアルコールが出ないので、ひたすら我慢します)
で、飲んで寝たまでは良かったのですが、飛行機の窓側の席は結構冷えるので、そのおかげかさらに体調が悪くなってきました。
全身の間接は痛むは、めまいはするは、段々からだが宙に浮いたような感覚までしてきました。
本当にこのままで大丈夫なのかと心配になり、現地についたらそのまま帰りの飛行機を探して帰ろうかと思い始めたところで、ようやくバンコクに到着しました。
空港周りの景色は見るからに南国でした、日本を冬に出発して数時間後に着いたのが南の島、何か不思議な感じでした。
しかも私はバッチリ冬着、夏にセーターとGジャンを着て歩いているようなものです。
そして、空港のターミナルに着いて、出国の手続きを待っている間に再び悩むことに。
このままとんぼ帰りするにしてもすぐに飛行機が取れるわけがない。
おまけにこの体調で帰るというのも無理がある。
今の体調でまたあの長時間飛行機に乗るのは絶対無理だ。
とにかくもう体力的には限界に来ているのでとりあえずホテルを探さなければならない。
予定を変更して中級のホテルにでも泊まろうか。(もともとは全部安宿で通す予定)
しかし、何の情報もないままこの国に居続けるより、情報が集められる場所のほうがいいのではないか?
ということで、とりあえずカオサンロードへ行くことにした。
まだ15:30だし、明るいうちに何とかなるだろう・・・。
つづく
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